富士山の森づくり

2002年、富士山西側3合目付近のシラベ人工林において、トウヒツヅリハマキによる葉食害が大発生し、シラベが100ha以上にもおよび枯死するという深刻な被害が起きました。この被害を受け、山梨県は2004〜2008年を整備期間とし、被害地の早期復旧と被害地周辺への被害予防のための重点化事業を開始しました。
2007年4月、(財)オイスカの呼びかけにより、山梨県や地元森林組合、東京電力をはじめとする様々な企業、東京農業大学などの協働によって、このシラベ人工林の針広混交林化へ向けたプロジェクト「100年の森づくり」が開始されました。
このプロジェクトが目指す森づくりは、富士山の天然林を種子源として地域に適合した森林を造成することに主眼を置き、針広混交林へと早期に誘導することを目的としています。 当研究所では、これらの森づくりのモニタリングを行っております。
 
  富士山の森づくり現場
 
 
3月5日に行われた、富士山の森づくり推進協議会発会式。
  
 
河原所長が、「これからの森づくり」という演題で講演を行いました!

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